渡来美響が会心の王座奪取 川村英吉を5回TKO

1日、東京・後楽園ホールの「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT46」のメインイベント、日本S・ライト級タイトルマッチ10回戦は、1位の渡来美響(横浜光)が王者川村英吉(角海老宝石)に5回1分11秒TKOで下し、新王者となった。

川村を倒し王座奪取の渡来

ハイガード・プレスで迫る川村は、両腕で渡来の連打をガッチリと受け止めて、右から左フックを狙う。しかし、渡来の強打を止めようと、ガードする力が入りすぎるのか、リターンも力みすぎてキレもスピードも欠く。対する渡来は、川村の堅いガードをこじ開けようと、徐々に多彩な角度と強弱を織り交ぜていく。

3回からテンポアップした渡来は、左右アッパーをヒット。4回に入ると小さく速い左右へのステップからのアッパー攻撃を見舞って、川村に鼻血を流させた。渡来は、川村の意識にたっぷりとアッパー攻撃の脅威を植え込んだことだろう。

5回、アッパーに加え、サイドからのフックも川村に意識させた渡来は、ものの見事なワンツーを真正面からヒット。たまらず尻もちを着いた川村に、レフェリーはノーカウントで試合終了を宣告した。

「無事にKOで獲ることができて本当に嬉しい。世界のボクシングを体現する日本人ボクサーとして、いずれ世界を獲りたい」という渡来(27歳)は9勝6KO1敗。初防衛の成らなかった川村(26歳)は7勝4KO1敗1分。

試合結果(日本語)
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