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WBCがワイルダーとルイスの挑戦者決定戦取り消し ヘビー級最新状況まとめ

2023年8月19日 11時20分

 WBCは18日、昨年の年次総会で決定した元王者でヘビー級1位デオンテイ・ワイルダー(米)と元3団体統一王者で同2位アンディ・ルイスJr(メキシコ=米)に対するヘビー級挑戦者決定戦の指令を取り消すと発表した。

3人とも元王者。ジョシュア、ワイルダー、ルイス

 WBCヘビー級王者タイソン・フューリー(英)は昨年12月、デレク・チゾラ(英)を下して3度目の防衛に成功。その後、3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)との4団体統一戦の交渉が進められたものの決裂した。

 思うような試合が決まらないフューリーは総合格闘技の元UFC王者フランシス・ガヌー(カメルーン)戦という話題カードを選択、10月28日にサウジアラビアのリヤドで対戦する。この試合は公式戦として行われると報じられているが、当然ながらヘビー級王座はかけられない。

 一方で元3団体王者アンソニー・ジョシュア(英)と元WBC王者ワイルダーの交渉が進み、来年1月に中東で対戦する見通しとなっている。こうした事情から、2023年はWBCヘビー級タイトルマッチが1度も行われないことが確定的。WBCは11月にカザフスタンで開催される年次総会でヘビー級のステータスを新たに決定する予定だ。

 3団体統一王者のウシクは来週26日(日本時間27日)、ポーランドでWBAレギュラー王者ダニエル・デュボア(英)との防衛戦に臨む。

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