11月3日に後楽園ホールで開催される第80回東日本新人王決勝の記者会見が28日、都内で開かれ、出場選手が決意を述べた。試合の模様はU-NEXTでライブ配信される。

　今回は大橋ジム勢が4人で最多の決勝進出。三迫、協栄、RK蒲田が各2名。“浪速のロッキー”赤井英和さんの長男、赤井英五郎（帝拳）はミドル級決勝でマッチョパパ一基（協栄）と対戦する。各選手のコメントは以下の通り。

◇ミニマム級4回戦
北野武郎（大橋＝19）　3勝1KO
×
杉浦義（協栄＝21）　4勝2KO
　「勝ってしっかり全日本につなげます」（北野）
　「一緒になりますが、東を獲って全日本につなげます」（杉浦）

◇L・フライ級4回戦
磯金龍（大橋＝23）　1勝1敗
×
早坂峻（横浜光＝19）　2勝
　「応援してくれている方、大橋会長、トレーナー、そして自分のためにも通過します」（磯金）
　「堅実に勝ち抜いて12月の全日本決勝をとります」（早坂）

◇フライ級4回戦
山田龍斗（大橋＝27）　1勝3敗2分
×
高熊龍之介（松本ACE＝25）　6勝3KO1敗
　「尊敬する岡田誠一さんのような熱い試合を見せます。下剋上を起こします」（山田）
　「今まで戦った選手の分も勝って、長野県に新人王を持って帰ります」（高熊）

◇S・フライ級5回戦
佐藤祐（三迫＝19）　5勝
×
吉成亮人（ライオンズ＝23）　5勝
　「決勝は1ラウンド増えて5ラウンドになるのが吉と出るか凶と出るか。勝ち切りたい」（佐藤）
　「当日はブッ倒します」（吉成）

◇バンタム級4回戦
三浦良斗（ワタナベ＝25）　2勝1敗2分
×
榊原祐弥（横浜光＝25）　2勝3敗1分
　「この中で一番面白い試合をして勝ちます」（三浦）
　「デビューして5年、楽な道のりではなかった分、思いが強い。必ず勝ちます」（榊原）

◇S・バンタム級5回戦
鳥井士恩（角海老宝石＝22）　4勝2KO2敗
×
須藤大和（伴流＝22）　6勝3KO
　「11月3日は俺が倒して勝ちます」（鳥井）
　「いい内容で勝ってMVPを獲りたい」（須藤）

◇フェザー級4回戦
山川健太（大橋＝19）　4勝3KO
×
牧田健之介（RK蒲田＝22）　3勝2KO
　「この試合も圧倒して勝ちたい」（山川）
　「（山川は）飛びぬけていて、当たるのが怖かった。うれしいけど怖い。不利ですが、勝負ごとに100パーセントはありません」（牧田）

◇S・フェザー級5回戦
下村佳輝（三迫＝24）　4勝4KO1分
×
山内雄輔（RK蒲田＝25）　4勝1分
　「勝ちはすべてKOですので、KOで勝ちたい」（下村）
　「ここで負けたら次はない。勝って愛犬においしいご飯をあげたい」（山内）

◇ライト級4回戦
西畑直哉（竹原&畑山＝24）　4勝3KO1敗
×
菊池音央（新日本木村＝20）　1勝1敗
　「叩き上げで、福井からチャンピオンになりにきました」（西畑）
　「勝ってラーメン二郎とサウナを楽しみたい」（菊池）

◇S・ライト級4回戦
川村英吉（角海老宝石＝24）　2勝1KO
×
大場翔（ジャパンS＝29）　3勝2分
　「東は通過点。前回に続き、ブッ倒して勝ちます」（川村）
　「決勝にふさわしい試合をしたい」（大場）

◇ウェルター級4回戦
加藤大河（DANGAN越谷＝20）　4勝1KO1敗
×
須賀大地（世田谷オークラ＝31）　2勝1KO
　「これにかけてきた気持ちが違います。派手にぶっ倒します」（加藤）
　「10年ぶりの復帰を支えてくれる家族や周りのためにも絶対に負けません」（須賀）

◇ミドル級4回戦
赤井英五郎（帝拳＝29）　3勝3KO2敗
×
マッチョパパ一基（協栄＝34）　1勝1KO2敗1分
　「強くなりたいの一心で取り組んでいます。自分のペースで強くなっていると思うし、次の試合も強くなったところを見せられるよう頑張りたい」（赤井）
　「リベンジの機会がきてうれしいです、マッチョ。この1年で変わってきたところを見せたいです、マッチョ。1週間前に生まれた娘に勝利を届けたいです」（マッチョパパ）