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WBO・S・ライト級王者ロペス タフなクラゲット倒せずも大差V2 ラミレスKO勝ちで復帰

2024年6月30日 17時29分

 米フロリダ州マイアミのジェームズ・L・ナイト・センターで29日(日本時間30日)ゴングが鳴ったWBO・S・ライト級タイトルマッチは王者テオフィモ・ロペス(米)が挑戦者8位スティーブ・クラゲット(カナダ)に3-0判定勝ち。2度目の防衛を果たし今後のビッグマッチに前進した。

ロペス(右)はクラゲットに粘られた

 自他ともに認める“ショーマン”ロペスはダンスを踊りながらリング登場。35歳、48戦目で世界初挑戦のクラゲットは出だしから前進を繰り返して王者に肉迫する。迎撃態勢のロペスは左右アッパーを断続的に浴びせてポイントをピックアップ。それでもクラゲットは前進を止めず食い下がる。

 中盤に入っても展開は変わらずロペスは7回、左アッパー、右フックを決める。9回にもロペスの鋭い左アッパーが命中して挑戦者は顔面が跳ね上がるがノーダメージ。終盤も突進を続けるクラゲットに左目がやや腫れたロペスのカウンターがヒットし終了となった。

 スコアカードは120-108×2、119-109とロペスの準完封勝利。ロペスはS・ライト級の王者たちとも統一戦とともにウェルター級へ上がりビッグマッチを希望した。9連勝中だったクラゲットは38勝26KO8敗2分。

ラミレスはスペクタクルな勝利で復帰戦を飾った

 セミでは昨年12月、ラファエル・エスピノサ(メキシコ)に王座を明け渡した前WBOフェザー級王者ロベイシー・ラミレス(キューバ=WBO4 位)が出場。相手のブランドン・レオン・ベニテス(メキシコ=WBO6位)をスタートから圧倒。7回、見事な左アッパーで倒し、2分46秒KO勝ち。NABOフェザー級王座を獲得した。エスピノサとの再戦を希望するラミレスは14勝9KO2敗。ベニテスは21勝9KO3敗。Photos by Mikey Williams/Top Rank

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