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2018年11月8日 17時35分
2018年11月8日 17時12分
OPBF(東洋太平洋ボクシング連盟)がベトナムに進出する。日本ボクシングコミッションで8日、発表されたもので、12月9日にベトナムのホーチミンで行われる日・越ボクシング・サッカー交流フェスティバル「サムライファイトVol.2」でOPBFシルバー戦とOPBFナショナル戦を行う。
OPBF・S・バンタム級シルバー王座決定戦は、日本S・バンタム級11位の古橋岳也(川崎新田)vsスンペット・サイトーンジム(タイ)。川崎新田ジムの招へいで7月に日本デビューしたダオ・グエン・アン・トン(ベトナム)はOPBFナショナルS・ライト級王座決定戦に出場する。ベトナムでOPBFのタイトル戦が行われるのは今回が初めてだ。
OPBF共同会長の安河内剛氏によると、昨年までOPBFタイトル戦の80%が日本で行われており、アジアの統括団体としてこの偏りをなくしたい、という考えからシルバー王座を積極利用。安河内氏は「これからの国にとってOPBF王座はハードルが高い。シルバー王座をタイ、台湾、中国などで導入し、日本のタイトルマッチ占有率が60%まで落ちた。アジアのタイトルという本来の形に近づいている」とシルバー王座の意味合いを説明した。
シルバー王座は数年前に導入され、当初は運用があいまいだったが、今年からルールが明確になった正規タイトル。日本国内ではタイトル濫造を防ぐ目的で非公認となっている。ナショナル王座は、コミッションのない国にOPBFコミッションが出向き、その国の王座を決めるタイトルで、今回のベトナムが第1弾になるという。
ベトナム初のOPBF戦に出場する古橋は「最初はOPBFシルバーってなんだ?と思ったけど、海外で試合を開催する大変さは分かっているつもり。しっかりベルトを獲って、ベトナムのボクシングを少しでも盛り上げる手助けをしたい」と決意表明した。
OPBFは9月、ホーチミンで審判団を対象としたオフィシャルセミナーを開催した。12月の試合では保険加入を含めた健康管理や、記録の管理など、日本並みのオフィシャル体制を持ち込む予定。ベトナムではほかにもプロと称する興行が開催されているが、安河内氏は「まずは範を示したい」としている。
なお「サムライファイトvol.2」は川崎新田ジムが川崎市などの協力を得て実現。16年に続き2回目のベトナム興行で、今回は外務省の「日越外交関係樹立45周年記念事業」の一つとして認定されている。
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