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カネロ、ベルランガに3-0大差勝ち ダウン奪うも3年ぶりのTKOはならず

2024年9月15日 19時53分

 ラスベガスのT-モバイル・アリーナで14日(日本時間15日)行われたS・ミドル級3団体統一タイトルマッチは王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が挑戦者エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)に3-0判定勝ち。WBAスーパー・WBC・IBF統一王座を防衛した。

ベルランガに大差をつけたアルバレス㊧ photo/Sumio Yamada

 初回、フェイントをかけながら右を上下へ放つカネロ。ベルランガは2回、右を返す。3回、カネロは左フックを決めてベルランガを倒す。追撃をかわした挑戦者は左ジャブで距離を置きながら対処。カネロが仕掛け、ベルランガが迎撃する展開で中盤に入る。

 7回、ジャブの突き合いから右を決めたベルランガだが、ペースを握ることはできず、8回、ヘッドバットでレフェリーから注意を受ける。その後も前進するカネロが右強打、右アッパーでポイントに結びつける。ベルランガは守勢に回る場面が多く、10回にはカネロの左フック、右強打をもらった。

 この日のカネロはパンチが空を切る場面が目立ち、ベルランガにダメージを植えつけることができなかった。それでも最終回に左フック、右フックをねじ込んだカネロが117-110に118-109×2のスコアで勝利アナウンスを受けた。

 カネロ(34)は62勝39KO2敗2分。21年11月のカレブ・プラント戦以来のストップ勝ちはならなかった。次戦の相手にはウェルター級4団体統一王者だったテレンス・クロフォード、22年5月に判定負けしたドミトリー・ビボルらの名前が挙がる。初黒星のベルランガ(27)は22勝17KO1敗。

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