フォスター、コンセイサンに2-1判定で王座返り咲き WBC・S・フェザー級
2024年11月3日 19時52分
2024年11月3日 10時09分
現地時間2日、英国ウエスト・ミッドランズ州バーミンガムのbpパルス・ライブにてIBOスーパーバンタム級タイトルマッチが行われ、王者でWBC&WBO5位のリーアム・デービーズ(英国/121.9ポンド)がIBO28位、WBAで8位のシャバズ・マスー(英国/121.6ポンド)に12回判定負けを喫し、王座が交代した。スコアは115-113、116-112、113-115の2-1だった。
初回、右手を下げたサウスポーのマスーがシャープなジャブ、ストレートを当て有効打でポイントを挙げた。2回もマスーの動きがいい。王者は前に出るものの力みが見られ、空振りが目立った。
デービーズが中に入って来たところにパンチを合わせるマスーだが、王者のプレッシャーに圧されクリンチの場面も増えてくる。3回中盤にはマーカス・マクドネル(英国)レフェリーからホールディングの注意が入った。
4回終盤、右まぶたから出血したデービーズは中盤も距離を取ろうとするマスーを追いかける。5回は手数でポイントをあげた。一進一退のまま終盤に入るものの、王者が追いかけ、マスーが距離を取る展開は変わらなかった。手数ではデービーズながら有効打ではややマスーかといったフルラウンドだった。全勝の28歳同士の対戦を制したマスーは14戦全勝4KO、デービーズは16勝8KO1敗となった。
WBO欧州ウェルター級タイトルマッチは王者でWBO9位にランクされるエコウ・エスマン(英国/146.6ポンド)がベン・ボーン(英国/146.6ポンド)に10回判定勝利。王座防衛を果たした(95-95、97-94、97-93)。
やや上背で勝るサウスポーのボーンがジャブを突きながら積極的に前進してロープに押し込むも、エスマンもいきなりの右で対抗するという幕開け。2回も両者パンチの応酬で始まり、エスマンの左フックでバランスを崩したボーンは早くも鼻から出血した。
しかしボーンは続く3ラウンドもガンガン攻勢をかけ、左右のボディーフックや左ストレートをヒット。勢いを持続して4回も有効打と攻勢がポイントを挙げた印象。
番狂わせのムードが漂い始めた5ラウンド終盤、エスマンの右アッパーでバランスを崩したボーンだが、懸命に打ち返して見応えのある攻防となる。ボーンに疲労の色が見え始めた7回、王者エスマンが左右のボディーフックを連打。左フックをアゴに打ちこむなど巻き返しを図り、ボーンの右まぶたの腫れが増してきた。
9回開始直後にハワード・フォスター(英国)レフェリーはボーンの右まぶたにドクターチェックを入れるものの続行となる。その後も体の流れる場面が目立つボーンだが、王者を押し込みながら最終回まで前進をやめず、格上相手に好ファイトを見せた。35歳のエスマンは21勝8KO1敗、25歳のボーンは10勝3KO1敗となった。
WBC女子暫定スーパーライト級タイトルマッチはシャンテル・キャメロン(英国/139.7ポンド)が元WBC女子スーパーウェルター級王者のパトリシア・ベルグルト(スウェーデン/138.2ポンド)に10回判定勝利し、王座防衛(99-91、100-90、98-92)。元女子統一スーパーライト級王者の33歳キャメロンは20勝8KO1敗、30歳のベルグルトは17勝4KO2敗。
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