「ベルトよりもリベンジを」(ビボル)「全ベルト守る」(ベテルビエフ) L・ヘビー級再戦会見
2025年1月16日 15時13分
2025年1月16日 11時38分
24日に東京・有明アリーナで井上尚弥(大橋)の世界S・バンタム級王座に挑むキム・イェジュン(韓国)。来日を控えた15日、試合を配信するLeminoのインタビューに答え、「グッドマン選手よりははるかに期待していい」とアピールした。
キムは当初予定のサム・グッドマン(豪州)が練習中に再度左マブタを深く切ったため、代役として井上の挑戦者に選ばれた。もっともリザーブ選手としてアンダーカードに出場予定だったため、急きょの挑戦にも「負担は感じなかった」とキム。
そもそもキムは昔から井上を意識して練習してきたのだという。これは対戦相手としてよりも、階級で最高の井上をイメージして日々腕を磨いたということだ。想像する井上のテンポに付いていくのは大変だったというが、フィジカル面やメンタル面も向上させ、時間をかけて最強ボクサーを追いかけた。本番ではこれに戦略面も加えて臨みたいという。
インタビューでキムは自身の生い立ちについて、両親がいなかったこと、19歳まで施設で育ったこと、20歳で自立してお金を稼ぐためにボクシングを始めたことなどを明かした。「ボクシングは一切お金、後ろ盾など必要なく、ただ私一人で二つの拳で戦って全部勝てばいいスポーツだから」とキムは語る。
2012年2月にプロデビューし、25戦して21勝13KO2敗2分。勝ち星にはストロング小林佑樹や宇津見義広ら日本人選手7人を破った試合が含まれている。相性がいいのか「日本の選手の特性などをよく知っている」とし、これはキムにとって井上挑戦の自信の裏付けになっている様子。
かつて隆盛を誇った韓国ボクシング界も世界チャンピオンはWBCフェザー級の池仁珍(04~06、06~07在位)から出ていない。男子の日韓世界戦対決も13年11月の亀田興毅-孫正五戦以来となる。「韓国ボクシングがいま置かれているこの状況で何か背負うものはない」と、この点についてキムに重圧感はないようで、あくまで「対井上」だと強調した。
不利予想を受け入れつつも、キムは「ノックアウト勝利で終わりたいし、いつもそういうふうに考えて練習をしてきた。それが実現する時が来たということです」と語った。
2025年2月14日 12時01分
2025年2月14日 11時39分
2025年2月14日 11時30分
2025年2月14日 10時57分
2025年2月14日 3時34分
2025年2月13日 18時08分