井上尚弥「全力で挑みます」 キム・イェジュン戦会見
2025年1月22日 16時26分
2025年1月22日 1時26分
WBA女子世界ミニマム級王座決定戦が21日、後楽園ホールで行われ、元王者の黒木優子(真正)がソ・リョギョン(韓国)に10回3-0判定勝ち。スコアは3ジャッジが96-94の僅差で、チャンピオン返り咲きを果たした。
黒木は昨年1月に松田恵里(TEAM10COUNT)に敗れ、アトム級のWBA・WBO王座を喪失。今回は1階級上で得たチャンスだが、黒木にはかつてこのクラスの王座を保持していた時期もある。
試合が始まって、積極的に出たのはソ。サウスポーの黒木に対し変則的に放つ右のダブルが効果的で、距離感をつかみかねる黒木はバランスを崩すなどしてリズムに乗れない。
後半の黒木はボクシングを落ち着かせ、自身の間合いからジャブ、そしてカウンター攻撃。ソのパンチを避けつつペースを手繰り寄せつつあったが、ソも食らいつく。9回、黒木はポイントを取りに打って出たものの、これはソにとって好都合。疲れの見える黒木は最終回もう一度立て直して試合終了となった。スコアの通り、際どい勝負だった。
試合が終わった瞬間、黒木の胸にはまず「山下(正人)会長と練習したことができなかった」という悔しさがあった。それでも「勝ったからこそ次がある。会長と練習もまたできる」と笑顔を見せた。黒木の戦績は24勝10KO8敗2分。奮闘報われなかったソは7勝5KO1敗3分となった。
なおこの日はメインの黒木-ソ戦のほか、アジア・タイトル戦と日本タイトル戦が2試合ずつ行われた。当初はこれに女子日本アトム級戦も加えた「6タイトル戦」の予定だったが、モンブランみき(一力)の棄権により中止となっている。
■WBO女子アジアパシフィック・アトム級タイトルマッチ8回戦
鵜川菜央(三迫)[判定3-0(79-71、79-71、80-70)]宗利佳歩(RST)
■OPBF女子アトム級タイトルマッチ8回戦
狩野ほのか(TEAM10COUNT)[判定3-0(77-75、77-75、78-74)]吉田里穂(真正)
■女子日本バンタム級王座決定6回戦
山下奈々(RE:BOOT)[判定2-1(58-56、58-56、58-56)]古川のどか(北島)
■女子日本ミニマム級王座決定6回戦
漣バル(ワールドスポーツ)[判定3-0(58-56、58-56、58-56)]前原香那枝(三迫)
■女子アトム級4回戦
佐藤絵梨(北島)[判定3-0(40-36、39-37、39-37)]山本香純(ワタナベ)
2025年2月14日 12時01分
2025年2月14日 11時39分
2025年2月14日 11時30分
2025年2月14日 10時57分
2025年2月14日 3時34分
2025年2月13日 18時08分