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井上尚弥「全力で挑みます」 キム・イェジュン戦会見

2025年1月22日 16時26分

 世界スーパーバンタム級戦(24日・有明アリーナ)の最終会見が22日、横浜市内のホテルで開かれ、チャンピオン井上尚弥(大橋)と挑戦者キム・イェジュン(韓国)が初対面した。

決戦まであと2日、井上㊧-キム photo/Naoki Fukuda

 冒頭で大橋秀行プロモーターが試合の延期、対戦相手の変更、武居由樹の負傷による防衛戦延期について「大変ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます」と改めて謝罪。

 今回は1ヵ月の延期に加え、対戦相手変更に見舞われた井上だが、「(結果的に)長期間をかけて体を仕上げたことは自分にとってプラスになった」と語り、コンディショニング面で収穫があったとアピール。試合の10日前の相手変更という難題にも、「自分はどんな相手にも対応できるボクシングをするつもりなので」と動揺はなし。「全力で挑みます」と力強く語った。

 キムもコンディションについて「問題はない」とし、「簡単に終わらせるつもりはない」とモンスター挑戦に意気込む。以前井上が韓国で行ったスパーリングを観たことがあるという。この日井上と対面して感想は「思ったより小さい」というものだったが、「(井上は)心の強い人だと思った」と語った。

 チャンピオン井上はキムの映像を軽く見た程度だと明かし、「あとは25年のボクシングキャリア、引き出しを信じて戦います」と話した。

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