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接戦!バルボサがカテラル下す WBO・S・ライト級暫定王座獲得

2025年2月16日 14時11分

 15日(日本時間16日)英国マンチェスターで行われたWBOスーパーライト級暫定王座決定戦は、同級1位のアーノルド・バルボサ(米)が同2位ジャック・カテラル(英)に12回2-1の判定勝ち。正規王者テオフィモ・ロペス(米)への挑戦権を得た。

カテラルに攻め込むバルボサ㊧ photo/Mark Robinson(Matchroom Boxing)

 スコアは3ジャッジ全員が115-113の微差で割れたように、試合は終始接戦が繰り広げられた。バルボサとサウスポーのカテラルは互いに前の手でペース争いを続け、どちらかに流れが明確に傾くことはなかった。

 出だしは半身構えのカテラルがまずは好スタートをきったが、バルボサも積極的に左右のストレートを使ってプレスする。4回、カテラルはフェイントを入れてからワンツーをヒット。しかしバルボサも長い右ストレートで主導権を握らせない。

 5回今度はバルボサがやや間合いを取り迎撃のスタンスで揺さぶる。これにカテラルが少し戸惑うとアッパーも混ぜて左-右-左と攻め入る。好感触を得たバルボサに対し、カテラルも9回は左ストレートを見舞って対抗。

 10回、カテラルが踏み込んで放った左ボディーストレートでバルボサが後方へと尻もちを着いた。しかしグレイ主審はその前に足が引っかかったとして手を振り、スリップ扱いとした。その後も両者は最後まで互いにミスを犯さず、最終ゴングが鳴ると同時に手をあげてみせた。どちらも自らの勝利を疑わずそうしたのだ。

 勝者コールを受けて喜びに震えたバルボサは32勝11KO無敗。一方、3年前のジョシュ・テイラー戦に続き世界獲得がならず、頭を抱えたカテラルは30勝13KO2敗。

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