カネロ戦前座カード発表 王者復帰のジャック防衛戦、ムンギアは雪辱戦、アフリカ・ヘビー級対決も
2025年3月18日 13時12分
2025年3月17日 21時36分
17日夜、後楽園ホールの「オーバーヒートボクサーズナイト112」、メインのバンタム級8回戦は日本同級11位の印波優心(レイS)が藤野正文(DANGAN)に4回1分29秒TKO勝ち。
前回、渋谷亮太(T&T)を破り日本ランキング入りした印波がランキング奪取に燃える38歳のベテランを跳ね返した。開始ゴングが鳴って激しく打って出たのは藤野。これに印波も応じて試合は立ち上がりからパンチのラリーが繰り広げられた。
印波は早々に接近戦を主導し始めた。初回まず藤野のガードを縫って右アッパーでヒザを揺らす。続く2回も多彩な左フックのコンビネーションで数度藤野の動きを止めた。上下の打ち分けのみならず合間に左ジャブもさして試合にアレンジを加え、有効打のみならず手数でも大きくリードした。
迎えた4回にダウンを奪った印波はTKOチャンスを逃さず、右打ち下ろしなどで追撃。杉山主審がここで藤野を救った。藤野は続行を訴えたが妥当なストップだった。印波は9勝4KO2敗1分。藤野は6勝4KO5敗1分。
セミのスーパーライト級8回戦は日本ウェルター級2位の石脇麻生(石田)がデスティノ・ジャパン(P渡久地)に2回2分48秒TKO勝ち。石脇は昨年8月、日本タイトル挑戦に失敗してからの再起に成功した。
ボクサー型同士、左ジャブを突き合ってのスタート。石脇はこれを上下に散らしてデスティノをけん制し、右を叩きこんで早くもバランスを崩させた。続く2回も石脇は攻勢に出てきたデスティノに対し左ジャブを我慢強く繰り出す。そして左ボディーから顔面へフックをダブルで放った。1発目はデスティノにカバーされたが、2発目が見事にヒットしてダウンを奪った。
もろくも倒れたデスティノを見た主審は試合をここでストップ。デスティノ(27勝25KO9敗2分)は22年12月に関根翔馬に判定負け。その後24年6月に突如タイで試合を行い、3回TKO勝ちで再起して以来の試合だった。
◆48.5キロ契約6回戦
服部凌河(横浜光)[判定3-0(60-54、59-55、58-56)]阿部大翼(青木)
2025年3月19日 16時27分
2025年3月19日 16時15分
2025年3月18日 22時01分
2025年3月18日 16時56分
2025年3月18日 13時12分
2025年3月17日 19時54分