重岡優大の雪辱ならず…再戦でも上を行ったジェルサレムの技巧 WBCミニマム級戦
2025年3月30日 20時23分
2025年3月30日 20時09分
29日(日本時間30日)メキシコのカンクンで開催されたイベントのメインで行われたWBCライト級暫定タイトルマッチは王者ウィリアム・セペダ(メキシコ)が挑戦者の元IBF・S・フェザー級王者テビン・ファーマー(米)に2-0判定勝ち。昨年10月サウジアラビア・リヤドで行われた同級暫定王座決定戦に続き連勝し、防衛を果たした。
サウスポー対決。初戦は前半にダウンを奪われたセペダが2-1判定勝ち。それを受けてホームにファーマーを迎え完全決着を狙ったセペダが積極的に仕掛ける。2回、ボディー打ちを口火にセペダが猛攻をかけ、ファーマーは終了ゴングに救われた。4回、左アッパーを返したファーマーだったが5回、セペダがノンストップ連打で畳みかけ、ロープを背にするファーマーをストップ寸前に追い込んだ。
どこまでファーマーが持ちこたえるかという展開になったが、元チャンピオンは曲者ぶりを発揮して踏みとどまる。8回にファーマーは脚を使って対応し右フックを返す。かと言ってセペダは追い込まれることがなく、終始プレッシングをかけてスタンドを沸かせた。最終12回、なおも攻め込むセペダにファーマーの左右が断続的に命中。それでもセペダが押し切った内容に思えた。
公式スコアはジャッジ1人が114-114のドローとしたものの、他の2人は116-112、115-113でセペダが支持された。
セペダは33勝27KO無敗。陣営は来るべきWBC王者シャクール・スティーブンソン(米)挑戦に向けて再度サウスポーの難敵ファーマーを相手に抜擢したもよう。この再戦の内容は課題もあるものの、収穫は多かったと思われる。タフネスと執念を見せたファーマーは33勝8KO8敗1分。
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