有川稔男が4回TKOでV1成功、大川泰弘は引退宣言
2016年11月14日 20時39分
2016年11月14日 20時12分
IBF世界S・バンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)が14日、19日に米コネチカット州で行われるIBF同級挑戦者決定戦に出場するため成田空港から渡米した。岩佐は同州マシャンタケットのフォックスウッズリゾートで同級6位ルイス・ロサ(米)と対戦する 。
昨年6月に英国で現IBF世界バンタム級王者リー・ハスキンス(英)との同暫定王座決定戦に敗れた岩佐(22勝14KO2敗)が再び世界への扉をこじあけるべくアメリカに渡る。試合の話を聞いて即決したという岩佐は「チャンスがあればどんなものでも受けようと決めていた」と語り、ロサの地元に乗り込むことに躊躇はなかった。
岩佐は22勝10KO無敗の戦績を誇るロサを「基本はファイターでフックを振り回してくる」と分析。「集中力を切らさず、ガードを意識したい」と対策の一端を明かした上で、「ファイターなので得意なタイプだし、やりずらさは感じない。自分のリズム、スタイルを忘れなければ勝てると思う」と勝利への自信を見せた。
IBF同級王者は和氣慎吾(古口)との王座決定戦を制して戴冠したジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)。大みそかに5位の小國以載(角海老宝石)を迎えて京都で初防衛戦を行うことが決まっている。
岩佐が習志野高1年生で初めて全国大会に出場したときに、初戦で勝利した相手が小國。現在でも親交があり、どちらかと言えばグスマンへの挑戦を希望するが、それでは小國の敗戦を願うことになってしまい「複雑な気持ちです」と本音を明かす。
いずれにしてもまずはロサとの決定戦に勝利しなければグスマンも小國もない。岩佐は「勝ってゆうゆうとグスマンと“オグマン”の試合を観戦したいですね」と笑顔で語り、アメリカに旅立った。
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