9月14日、名古屋・IGアリーナの井上尚弥防衛戦興行はトリプル世界戦となる。井上-アフマダリエフ戦のほか、武居由樹(大橋)-クリスチャン・メディナ(メキシコ)のWBOバンタム級戦、高田勇仁(ライオンズ)-松本流星(帝拳)のWBAミニマム級決定戦が行われる。
武居(11勝9KO)はさる5月、右肩痛から戦線復帰し、タイのユッタポンと対戦。これに電撃TKO勝ちし、タイトル2度目の防衛に成功した。相手のメディナ(25勝18KO4敗)はWBOの1位挑戦者で、今回は指名防衛戦となる。
10日の会見に出席した武居は、「西田(凌佑)選手とも戦っていて、ガンガン前に来る選手。手数も多い」とメディナの印象を述べた。5月のユッタポン戦後はダメージもなく、すぐに練習を再開した。
メディナは西田とのIBF挑戦者決定戦で敗れた後、那須川天心(帝拳)のスパーリング・パートナーとしてたびたび来日。那須川と濃密な実戦練習を行っている。メディナを通して武居と那須川、西田ら日本人ランカーとの比較も可能であり、興味深い一戦である。
WBAミニマム級王座決定戦は、1位高田と2位松本の日本人対決。同級にはオスカル・コヤソ(プエルトリコ)がWBOとの統一王者に君臨するが、WBAではスーパー王者のため、正規王座のほうを高田と松本が争う。
高田(16勝6KO8敗3分)は下積み時代は負けも多く経験したが、日本タイトルを獲得後は順調に防衛を重ね、今年1月には小林豪己(真正)を破ってWBOアジアパシフィック王者にステップアップした。松本はアマチュアの全日本王者からプロ転向し、4戦目で高田の返上した日本タイトルをゲット。現在3連続KO勝利中のサウスポー。プロ7戦目で初の世界戦となる。
そのほか、前日本S・バンタム級王者の下町俊貴(グリーンツダ)が韓国王者のリ・ハンソル(韓)と8回戦。村上雄大(角海老宝石)-今永虎雅(大橋)の日本ライト級王座決定戦などが行われる。
