ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンのザ・シアターで現地時間26日に行われたWBO世界S・ウェルター級王座決定戦は、1位ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)が2位ホルヘ・ガルシア(メキシコ)に3-0判定勝ち。セバスチャン・フンドラ(米)が返上した王座を継承した。

初回、ザヤスの左ボディーに対し右を返して好スタートを切ったガルシアだが、2回、ザヤスが右をアゴに決めてペースを引き寄せる。長身のボディーパンチャー、ガルシアはザヤスを捕まえようとするが、スピードとスキルで勝るザヤスはアウトの距離をキープして左ボディー、右強打でポイントを集めていく。
ガルシアは8回、クリンチが多発する中で右を当てて後半に望みを託す。9回も左ボディーを決めたザヤスにガルシアは右アッパー返して食い下がる。だが、動きの落ちないザヤスはフットワークを駆使してガルシアの攻撃をかわし、断続的にヒットを奪ってゴールテープを切った。
スコアカードは116-112、118-110、119-109の3-0でザヤスの快勝。戦績を22勝13KO無敗とし、ミニマム級2団体王者オスカル・コヤソらに続いて現役4人目のプエルトリコ人世界王者になった。また22歳330日の戴冠は、WBOウェルター級王者ブライアン・ノーマンJrの24歳248日を抜き、現役世界チャンピオン最年少となった。ガルシアは33勝26KO5敗。
S・ウェルター級はWBA王者が9月にカネロ・アルバレスとのメガファイトに臨むテレンス・クロフォード、WBC王者がフンドラ、IBF王者がバクラン・ムルタザリエフ。歓喜の新王者ザヤスはフンドラとの統一戦を希望した。


