7月30日、横浜BUNTAIで開催された『U-NEXT BOXING.3』。トリプル世界戦の先陣を切って行われたWBA世界L・フライ級タイトルマッチ12回戦は、挑戦者1位・高見亨介(帝拳)がチャンピオンのエリック・ロサ(ドミニカ共和国)を10回2分48秒TKO。世界初挑戦で王座を奪取した。
上体を柔らかく使うサウスポーのロサが左から右フックをヒットするが、高見は右強打をガードの上から叩きつけてプレッシャーを与える。
2回に入ると距離を詰めてきたロサに対し、高見は右アッパーを見せてから左フックを決めてロサを一瞬棒立ちに。さらに右も追撃して強打を印象づけた。
高見は右ボディーアッパー、左ボディーフック、右ストレートと上下の波状攻撃で、ロサを徐々に追い詰めていく。高見の打ち終わりに左ストレート、右フックのカウンターを狙うロサだが、回転の速い高見の攻撃にそれを叶えることができず、ストレスを抱えている様子だった。
7回、高見はスリーパンチコンビネーションを連発してロサを下がらせるが、9回には王者が距離を詰めてショート攻撃。しかし高見はステップを使って落ち着いていなし、右フックの強打を決めた。
そして迎えた10回。高見が右ボディーアッパーをめり込ませると、ロサははっきりとダメージを受ける。高見はここで攻め、右フックを左耳下にクリーンヒットしてロサにヒザをつかせた。ここは立ち上がったロサだが、高見が攻めるとダメージを見たレフェリーが試合を止めた。
「6ラウンドで倒すと宣言していたけれど、それを過ぎたときは判定でもいいと思った。でも、倒すことができてよかった。ボディーブローはイメージ通り。ロサは打たれ強かったです」と高見。今後については「当面のことはここでは言わないでおきます。でも、目標は複数階級制覇。それに向かって進んでいきたい」と語った。
