16日、名古屋市の露橋スポーツセンターで行われた畑中ジム興行(畑中建人復帰第2戦)にて、今月2日に行われた東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチの試合後に救急搬送され、8日に亡くなった神足茂利さん(M.T)の兄で、松田ジムでトレーナーを務める昌冶さんがセコンドに復帰。担当する武藤涼太(松田)は、相手の棄権でスパーリングへと変更になったが、終了後にリングの上から心境を語った。
昌冶さんは「自分としてはボクシングから離れようか迷った時期もあった」というが、「シゲ(茂利さん)がかわいがっていた武藤をチャンピオンにすると約束したので、その誓いを果たしたい」と語り、「ボクシングは改めて危険なスポーツと再認識した。その中で頑張っている選手たちを応援してほしい」と訴えた。
また第2試合終了後にはメディアの囲み取材に応え、改めて救急搬送に時間がかかったことを指摘し、スピードの見直しなど再発防止へ向けて要望した。そして、「今思うと、弟の頑張りが自分の生きがいだった。こんなにポッカリ心に穴が開いたのは人生で初めてです」と、弟への思いを述べた。
