サウジアラビア・リヤドのANBアリーナで現地時間16日開催されたイベントに、WBA世界S・フェザー級3位の堤駿斗(志成)が出場。S・フェザー級10回戦でカイス・アシュファク(英)に3回2分8秒TKO勝ちを飾った。
前日の計量時に「素晴らしいKOショーをお見せします」と宣言した堤が公約を果たした。コーナーにイスマエル・サラス・トレーナー、佐々木修平・志成ジム会長が就いた堤はサウスポーのアシュファクに左ジャブから右を突いてスタート。初回終了直前、右を決めて先制する。2回、右ジャブを返してサイドステップを踏むアシュファクに右カウンター、左ボディーを浴びせた堤はスピードで優勢。そしてラウンド終了間際、右から左フックでアシュファクを倒した。
3回、右で2度目のダウンを奪った堤は攻撃の手を緩めず、左2発でアシュファクをうつ伏せにさせる。試合が続行されると左右でめった打ちし、レフェリーストップとなった。サウジアラビアの注目イベントに日本人として初めて出場した堤は8勝5KO無敗。イタウマvs.ホワイトをメインとするイベントのセミセミという扱いだった。アシュファクは13勝5KO4敗1分。
同じリングのヘビー級10回戦はWBO2位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)が同級9位デビッド・アデレイ(英))に3-0判定勝ち。ゲンナジー・ゴロフキンの元トレーナー、アベル・サンチェス氏がセコンドに就いたフルゴビッチは2回の攻防で右目を深くカットして顔面が赤く染まったが、5回には血が止まり、右強打を断続的に浴びせてリード。8回、右でアデレイを倒し、押し切った。スコアは98-91、99-90(2者)でフルゴビッチ。WBOインターナショナル・ヘビー級王座を防衛した。
またS・フェザー級10回戦で前WBAフェザー級王者レイモンド・フォード(米)がゴールドのアゴひげがトレードマークのアブラハム・ノバ(米)に3-0判定勝ち。スコアは96-94に97-93(2者)でフォードが支持された。
