サウジアラビア・リヤドのANBアリーナで現地時間16日開催されたイベントのメインで行われたヘビー級12回戦は、20歳のプロスペクト、モーゼス・イタウマ(英)が元WBCヘビー級暫定王者ディリアン・ホワイト(英)に初回1分59秒KO勝ち。WBO1位のイタウマは世界挑戦に前進した。
マイク・タイソンの世界ヘビー級王座獲得最年少記録には届かなかったものの、破竹の勢いで台頭するイタウマ。サウスポースタイルから左ストレート、右を繰り出し、そして右フックを決めてホワイトをグラつかせる。ロープへよろけたホワイトに右ボディー、左右連打で追撃。右フックを見舞うとホワイトは前のめりにダウン。起き上がろうとしたがヒザが揺れ、レフェリーはためらわず試合を止めた。
圧勝のイタウマは13勝11KO無敗。ヘビー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシクは次戦でWBOヘビー級暫定王者ジョセフ・パーカー、あるいはWBC暫定王者アジ・カバイェルの挑戦を受けることが有力。それでもイタウマは「私にもチャンスが訪れればうれしい」とアピールした。WBOインターコンチネンタル・ヘビー級王座を防衛し、空位のWBA同級インターナショナル王座を獲得。元世界王者バディ・マクガート・トレーナーがコーナーに就いたホワイト(37)だが何もできなかった。31勝21KO4敗。
