クロフォード、カネロに3-0判定勝ち 3階級で4団体統一王者に

 現地時間13日、ラスベガスのアレジアント・スタジアムに7万482人の観衆を集めて行われたS・ミドル級4団体統一タイトルマッチは挑戦者でWBA・S・ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米)が王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に3-0判定勝ち。2階級越えでS・ライト級、ウェルター級に続き4団体統一王者に輝いた。

 初回、右から左を決めたクロフォードは終始サウスポー構えを貫いた。カネロは2回にボディー打ちをねじ込み、距離を詰めて応戦したが、徐々にクロフォードが距離を支配してペースを引きつける。

 6回、ロープを背にして左カウンターをヒットするなどスキルを披露したクロフォードに対してカネロも左をボディー、顔面に返して対抗する。しかしカネロの強打を被弾してもノーダメージのクロフォードはサイドステップを交えて右ジャブ、コンビネーションを浴びせる。

 9回、左右で畳みかけてスタンドを沸かせたクロフォードは偶然のバッティングで中断が入った後も上下にパンチを見舞ってリード。カネロは11回、左ボディーなどで攻勢をかけたが、クロフォードの迎撃は最後まで冴えわたり、終了ゴングが鳴った。

 公式スコアは116-112に115-113が2者でクロフォードの手が上がった。点差はもっと開いていても不思議でない印象もあった。

 クロフォード(38)は42勝31KO無敗。4ベルト一気に失ったカネロ(35)は63勝39KO3敗2分。

■エンビリーマルティネス激闘ドロー

 同じリングのWBC・S・ミドル級暫定王座タイトルマッチは王者クリスチャン・エンビリ(フランス/カナダ)が挑戦者レスター・マルティネス(グアテマラ)と10回戦で三者三様のドロー。出だしから攻め立てたエンビリのアタックに耐えたマルティネスが後半、反撃に転してヒートアップ。スコアをは97-93(マルティネス)、96-94(エンビリ)、95-95だった。

 またセミのS・ウェルター級10回戦は上位ランカーのカラム・ウォルシュ(アイルランド)が二世ボクサー、フェルナンド・バルガスJr(米)に3-0判定勝ち。スコアは99-91×2に100-90でウォルシュ(15勝11KO無敗)の快勝。

 またS・フェザー級6回戦で堤麗斗(志成)がハビエル・マルティネス(米)に初回2分18秒TKO勝ち。ボディー連打でチャージした堤がマルティネスを倒すとレフェリーがカウントを数えた後、試合を止めた。堤は3勝2KO無敗。

タイトルとURLをコピーしました