ロンドンのO2アリーナで25日(日本時間26日)行われたヘビー級12回戦はスリリングな激闘。WBA暫定王者ファビオ・ウォードリー(英)がWBO暫定王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)に11回1分54秒TKO勝ちを飾った。

現地時間午後11時に開始ゴングが鳴った一戦は序盤から白熱した。初回、右から左右連打で仕掛けたパーカーに対し2回、右を返して畳みかけたウォードローがやや優勢。しかし立て直したパーカーは4回からペースを引き寄せ、右を断続的に浴びせてリードする。
パーカーは中盤も攻勢をキープ。持ち前の瞬発力を活かして先手を取りながらラウンドを連取する。だが一発強打で試合を決める力があるウォードリーに対し気が抜けない。9回、ウォードリーの右が決まったが、パーカーが右を連射して追い込む。
10回もパーカーが右オーバーハンドで攻勢をかけ、ウォードリーを後退させる。だがウォードリーの右強打で形勢逆転。なおも右アッパーから左を追撃するとパーカーがグラつく。ここはゴングで救われたが続く11回、またもウォードリーの右でパーカーはピンチ。乱打を浴びるパーカーはロープを背に防戦したが、ウォードリーが手を出し続けるとレフェリーストップとなった。
劣勢を予想されたウォードリー(30)は20勝19KO1分無敗。勝者インタビューではウシクの名前を連呼して4団体統一王者に挑戦を熱望した。持ち味を発揮しながら屈したパーカー(33)は36勝24KO4敗。


