IBF世界フライ級チャンピオン、矢吹正道(緑)の初防衛戦が12月27日に愛知県のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で、指名挑戦者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)を迎えて行われることになった。31日、都内で発表記者会見が開かれた。

矢吹は今年3月、メキシコの無敗王者アンヘル・アヤラにIBF・L・フライ級王者のまま挑み、激闘の末12回TKO勝ち。2階級制覇に成功した。その後、減量苦からL・フライ級王座を返上し、今後はフライ級で戦っていくことを明らかにしていた。
相手のアルバラード(36歳)は42勝35KO4敗のベテランで、IBF・L・フライ級王座を保持していた時期もある。もっと前にはL・フライ級時代の井岡一翔にチャレンジしたこともある。フライ級では王座に届いていないが強打は健在で、昨年10月にトビアス・レイジェス(亜)に判定勝ちし、IBF1位の座をつかんでいた。
試合が決まるまで紆余曲折あったこのカード。なかには「矢吹の王座がはく奪される」とか「試合が入札となり、相手側が超低額で落札した」といった怪情報も飛び交ったが、最終的に亀田プロが手掛けることに。これには矢吹も「愛知で試合ができるようになってよかった」とひと安心。
この日の会見には相手のアルバラードも現地からオンラインで出席。「全身全霊で倒しに行く」と強気の挑戦者に対して、チャンピオンは試合映像を少しだけ観たといい、「とても好戦的な試合をする選手。これまで46戦もして一度もヒザをついたことがないというのもすごい」とそのタフネスぶりに敬意を表した。
そして試合についても「ガツガツ来る相手に、自分が迎え撃つ展開になると思う。中盤以降にどちらかいいパンチを当てたほうが勝つ」と語った。そして「KOで勝って次につなげたい」と、これは希望するS・フライ級王座挑戦を意識しての発言か。
試合はABEMAでライブ中継される予定。


