6日、都内で『U-NEXT BOXING4』の記者会見が行われ、12月17日(水)、東京・両国国技館でWBA世界バンタム級タイトルマッチ、王者・堤聖也(角海老宝石)vs.暫定王者ノニト・ドネア(比国)、WBA王者・高見亨介(帝拳)vs.WBO王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)のL・フライ級王座統一戦が開催されることが発表された。

左目の負傷により「休養王者」となっていた堤だが、暫定から正規王者に昇格していたアントニオ・バルガス(米国)が事情によって試合から遠ざかるため休養王者に。代わって復帰する堤がふたたび正規王者に戻り、その間に暫定王座に就いていたドネアとの団体内統一戦に臨む。
8月に1ヵ月間のメキシコ合宿も終え、順調にスパーリングも重ねている堤だが、「バルガスを想定して練習をしていたので、最初は戸惑いがあった。しかも、その相手がドネアだから」と驚きを隠せなかったという。
井上尚弥(大橋)との2度の対戦により国内での知名度もグンと上昇したが、ボクシング界では誰もが知る世界5階級制覇者。試合時には43歳を迎える古豪だが、「身体的な衰えはあるだろうけれど、ドネアはドネア。効かされていても対処する術を持っているし、12ラウンドになってもどんな展開になってもパンチが生きている」と堤の警戒心は揺るがない。「世間が思っている以上にハードな試合になるはずで、みなさんをヒヤヒヤさせるかもしれないけれど、まだまだボクシングを続けていくために負けることは許されない。心を強く持って、自分のボクシングをできるよう、全力で勝ちをつかみとりたい」と決意を述べた。
「今月はWBCの試合もあって、その勝者との統一戦をしたいし、S・フライ級からレジェンドが上がってくる。この試合に勝てば、夢がたくさん広がる」と堤。24日に行われる那須川天心(帝拳)vs.井上拓真(大橋)戦で決まるWBC王者、世界5階級制覇を目指す井岡一翔(志成)……。どの組み合わせが実現しても、ファンが震えるようなカードばかり。日本人選手による世界4団体独占状態はバラけたが、バンタム級は依然として燃え盛っている。


