明日26日（日本時間27日）米ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで挙行される試合の計量が25日、同地のシーザーズ・アトランティックシティで行われた。

　メインイベントのIBF世界L･ヘビー級戦は王者バーナード・ホプキンス（48＝米、53勝32KO6敗2分2無効試合）が172.5ポンド（78.24キロ）、指名挑戦者カロ・ムラト（30＝ドイツ、25勝15KO1敗1分）は174ポンド（78.93キロ）だった。

　最高齢世界タイトル獲得レコード保持者ホプキンスは今年3月タボリス・クラウドを攻略して奪った王座の初防衛戦。ムラトの1敗はネイザン・クレバーリー、引き分けはガブリエル・カンピーリョと元王者たちとの対戦。

　WBO世界ミドル級戦は2度目の防衛戦となる王者ピーター・クイリン（30＝米、29勝21KO無敗が159.25ポンド（72.23キロ）、挑戦者ガブリエル・ロサド（27＝米、21勝13KO6敗1無効試合）がリミットの160ポンド（72.57キロ）を計測。計量後、気が強いロサドが激しくクイリンを罵り、一発触発の雰囲気が漂った。

　ヘビー級10回戦はKOセンセーション、デオンタイ・ワイルダー（28＝米、29勝29KO無敗）がイチゴのショートケーキをほお張りながらハカリに乗り、224ポンド（101.6キロ）、相手のニコライ・フィーザ（34＝米、21勝8KO10敗1分）は252.5ポンド（114.53キロ）。来年中に世界挑戦を目指すワイルダーに対し、フィーザはタイソン・フューリーにダウン応酬の末KO負け。ポベトキン、ジョナサン・バンクスには判定負けしている。Photos/SHOWTIME