24日、TOYOTA ARENA TOKYO「Prime Video Boxing14」で元WBC世界S・フライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)にプロ転向3戦目で挑んだアマチュア世界選手権金メダリストの坪井智也(帝拳)は、8回2分59秒TKO勝ち。現在もWBCで1位に座るキャリア50戦のクアドラスを圧倒した。
軽いステップからジャブを数発放ってスタートした坪井。これをクアドラスのリズムを崩すように上下にヒットし、早々に両者の出足に差がうかがえた。ベテランのクアドラスは様子見のつもりだったのかもしれないが、以降坪井の自在なテンポに引き離されるばかりだった。
4回あたりからは左ボディーフックも効果的に放ち、クアドラスを嫌がらせた。クアドラスが左右を振ってもこれをブロックで弾き、倍返しの連打。中盤は強打を増やしてダメージを植え付けていった。
37歳の元チャンピオンにとって苦しい時間が続いた。それでも時折反撃して試合を長引かせたが、迎えた8回、坪井はクアドラスにロープを背負わせて猛攻。最後は右ストレートで動きを止め、池原主審のストップを呼び込んだ。
「これで世界ランキングも一桁になると思う。この内容だとどうか分からないけど、来年は一つ目のベルト、残りのベルトも獲れるように頑張ります」と坦々と語った。
坪井の戦績は3勝2KO。クアドラスは44勝28KO6敗1分。
