中野幹士、IBF挑戦権逃す アリームにダウン食い3-0判定負け

 24日、TOYOTA ARENA TOKYO「Prime Video Boxing14」のセミファイナルで行われたIBFフェザー級挑戦者決定12回戦は、同級3位のライース・アリーム(米)が同級5位でOPBF王者の中野幹士(帝拳)に115-112、116ー111、118ー109の3-0判定勝利し、IBFの指名挑戦者のポストを手に入れた。
 
 右リードをインサイドに突き、フェイントもまじえ得意の左につなぐ中野。アリームは右から跳びかかるように放つ左フックを連発する。中野は常にプレスをかけていく形を作ったが、アリームはロープ際をせわしなく動きながら、いきなり飛び込んで打ちこんでくる。中野はこの動きに手を焼いた。

 互いにクリーンヒットを奪わせない戦いが中盤まで続くが、はっきりと流れが変わったのは6回だった。5連打で前進するなど打ち気を強めたアリームに、中野は右フックを好打したが、アリームがふたたびロープ際を動いて中野を誘う動きに戻ると、中野は強打を打ちこむタイミングを見過ぎ、手を出せない時間が続いた。

 試合を決定づけたのは10回。アリームが連打で中野を追いかけ、右フックをヒットすると、中野が尻もちをつくダウン。のけ反ったところを打たれ、ダメージを感じさせなかったものの、中野の焦りはさらに増した。

 中野にとって最大のチャンスは最終12回に訪れた。アリームの右を外して左カウンターをヒットし、ダメージを与えたが、動き回るアリームにごまかされて終了ゴングを聞いた。
 アリームは23勝12KO1敗。初黒星を喫した中野は14勝13KO1敗となった。

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