怪物高校生・藤木勇我17連続KO勝ち 全日本選手権開幕

試合情報(日本語)

 今年で95回目となる全日本ボクシング選手権大会が25日、東京・墨田区のひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で開幕。初日のこの日は開会式の後、予選12試合が行われた。30日の決勝に向け、連日熾烈なトーナメントが繰り広げられる。

酒井亮太(慶大)に右ストレートを決める藤木勇我。3回タオル投入のABD勝ち

 この大会は国内でアマチュアの最も権威ある大会で、エリートの男子10階級、女子8階級で、日本一の座を争う(男子スーパーヘビー級、ヘビー級、女子ミドル級は出場者が1名しかおらず認定王者となる)。

 今大会には話題の選手が何人も出場している。東京五輪の銅メダリスト、並木月海(千葉・マツキヨココカラ&カンパニー)がバンタム級で復活を目指すのもそのひとつ。また、ウェルター級で高校生ながらシニアの大会に挑む「新怪物」藤木勇我(大阪・興國高)の冒険にも注目。藤木は早速初日に試合があり、2回ABD(棄権)勝ちして幸先よいスタートを切った。藤木は連続KО記録(RSC、ABD含む)を17に更新している。

 他にも、昨年パリ五輪に出場した原田周大(福岡・大橋ジム)も今大会ライト級で復活を期す。女子ライトフライ級でエントリーしている菅原美優(神奈川・日体大)は元K1女王という異色の存在だ。連覇を狙う選手も多く、フライ級古藤昇大(日連推薦・東洋大)ら14選手。39歳と定年間近のベテラン元王者・星大二郎(和歌山・和歌山県庁)はこれが最後の出場となる。

高校5冠・中山聖也は駒澤大の同僚・湯浅和樹に3―0判定勝ちで初戦突破

 今回は来年のアジア大会(名古屋)の代表を決める重要大会。9月のワールドボクシング(WB)カップ・ファイナルに出場したナショナルチームの選手たちは出場していないが、今大会の優勝者と来年早々にも「ボックスオフ」で対戦し代表が選考されることになっている。

 大会は入場無料。第一試合開始は午前11時だが、29、30日の準決勝、決勝は10時開始。

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