藤田健児V4 アポリナルに判定勝ち

 6日、東京・後楽園ホールで行われた『DYNAMIC GLOBE on U-NEXT』のメインイベント、WBO−APフェザー級タイトルマッチはチャンピオンの藤田健児(帝拳)が挑戦者8位のペテ・アポリナル(フィリピン)を判定で下して4度目の防衛に成功。セミでは日本フライ級チャンピオンの野上翔(RK蒲田)がデンチャイ・ソンアサー(タイ)を2回で倒して初防衛戦へ向けて勢いをつけた。

◆WBO−APフェザー級タイトルマッチ
藤田健児(帝拳)[判定(3−0)97‐93×2、99‐91]ペテ・アポリナル(フィリピン)

 軽く右を操りながら、力強い左ボディーを打ち込む藤田。スイッチを交え中に入って突破口を見出したいアポリナルに左ストレート、右ボディーを打ち込み、倒したい気持ちがうかがえる。

 4回には左ストレート、右ボディーを効かせて何度かコーナーへと追うが、アポリナルも強振して簡単には引き下がらない。6回、踏み込んだ両者の頭が当たり、もつれるように倒れると互いに休憩が与えられた。

 「最後まで糸口を見つけ出して倒そうとした」という藤田。いいところまで追い込むラウンドもあるが、頑張るアポリナルに次の展開へと移れない。8回も右フックからの連打でロープへ追うがアポリナルが反撃。9回も藤田は攻めたが、アポリナルの相打ちに行き切れずに最終ラウンド終了のゴングを聞いた。

 自己採点は「半分もいかない」と答えた藤田は10戦全勝5KO。「世界の上位と戦う力をつける」と誓った。アポリナルは18勝11KO7敗1分。

◆54.0kg契約8回戦
野上翔(RK蒲田)[TKO2R1分36秒]デンチャイ・ソンアサー(タイ)

 日本フライ級チャンピオン野上が王者としての初陣を無冠戦で迎えた。開始からよく見て右を突くサウスポーの野上が前に出る。時折振ってくるデンチャイのスイングをガードとバックステップでカバーして左をつなぐ頻度を増やしていく。

 そして2回、左ボディーストレートから返しの右フックでデンチャイを仕留めた。野上の戦績は7勝4KO無敗。デンチャイは5勝4KO3敗。

◆132P契約6回戦
久保寺啓太(帝拳)[]TKO2R1分30秒シム・ヨンホ(韓国)

 長身サウスポーの久保寺が長い左右を伸ばす。久保寺の左に果敢に右を合わそうと振るシムだが届かない。2回、ロープへと追い、久保寺が左ストレートを当て続けるとシムは崩れるように倒れて試合は止められた。

◆バンタム級6回戦
浅井陸(帝拳)[TKO2R1分50秒]ファン・キョンミン(韓国)

 大阪商業大出身の浅井が韓国バンタム級10位のファンを相手に臨んだデビュー戦は、ダウン応酬のスリリングなものとなった。

 初回、右アッパーから左フックで最初のダウンを奪った浅井。しかし再開と同時にロープに詰めたところでファンの左フックを食らって倒し返される波乱。2回、ファンをロープに追い込みながら、危ないタイミングの被弾もあった浅井だが、最後は左ボディーでファンの腰を折るとすかさずレフェリーがストップした。ファンは6勝4KO5敗。

◆フェザー級4回戦
上垣量資(山木)[TKO1R40秒]土屋良真(松本ACE)

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