ジョシュア、ポールを4度倒し6回KO マイアミのヘビー級ミスマッチ

 19日(日本時間20日)米マイアミのカセヤ・センターでゴングが鳴ったヘビー級8回戦は元ヘビー級3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英)が人気ユーチューバーでクルーザー級ランカーのジェイク・ポール(米)に6回1分31秒KO勝ち。前戦でダニエル・デュボア(英)にKO負けした試合から15ヵ月ぶりに復帰した。

 試合は圧倒的有利を予想されるジョシュアが何ラウンドで仕留めるかに関心が集まった。出だしからポールはフットワークを駆使して距離を置く。これに対しジョシュアは無理に攻めず、右を放ってチャンスをうかがう。ジョシュアのパンチが空を切るシーンも目立つが4回、ポールはスリップダウンを繰り返し押され気味の印象が否めない。

 5回、ジョシュアのボディー打ちでポールは脚に絡みつくようにスリップ。なおも右をジョシュアが決めると脚を痛めたような仕種を見せたポールは前のめりに倒れ、カウントが入る。右でまたポールを這わせたジョシュアは絶対優勢。ここはゴングに救われたかたちになったが次の6回、ジョシュアは勝負を決める。

 バランスを崩したポールに右で3度目のダウンを奪った英国人は再開後、コーナーに詰めてチャージ。最後、右強打を食らったポールは崩れ落ち、カウントアウトされた。ジョシュア(36)は29勝26KO4敗。キャリア最高額の報酬を得たと言われ、試合後は饒舌に攻防を振り返った。リングに上がったエディ・ハーン・プロモーターはタイソン・フューリー(英)とのビッグファイトを売り込んだ。

 ポール(28)は12勝7KO2敗。「アゴを骨折したかもしれない」と明かし「しばらく休んでカムバックしたい」と語った。

 セミの女子S・フェザー級3団体統一戦はチャンピオンのアリシア・バームガードナー(米)が挑戦者レイラ・ブードイン(カナダ)に3-0判定勝ちでWBA・IBF・WBO王座を防衛した。試合は男子の世界戦と同じ1ラウンド3分×12で行われ、7回終了間際に右フックでダウンを奪ったバームガードナーが117‐110×2、118‐109で快勝した。

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