日本フェザー級チャンピオンの阿部麗也(KG大和)が12月29日付けでタイトルの返上を届け出た。

阿部(32歳)は昨年3月にIBF世界王者ルイス・アルベルト・ロペスに挑戦して敗れた後、再起して今年6月大久祐哉(金子)との決定戦に勝ちタイトルを奪還した。返上理由は世界再挑戦に向けての準備に専心するためとしている。阿部は現在WBA8位など3団体で世界ランキングに入っている。
空位になった王座は、ランキング1位の岡本恭佑(HKスポーツ)と2位の嶋田淳也(志成)の間で争われる。嶋田は31日の井岡-オルドスゴイティ戦の前座の試合に出場予定がある。
一方、元日本S・ウェルター級チャンピオンの出田裕一(三迫)は12月20日付けで引退を届け出た。
出田(41歳)は、ねばり強さが身上の努力家。デビューから20年間のプロ生活(4年のブランクあり)。この間引き分けをはさんで12連敗を記録したこともあった。しかし奮起して22年11月に川崎真琴(RK蒲田)に9回TKO勝ちし、37歳にして日本タイトル獲得。今年4月に豊嶋亮太(帝拳)に敗れるまで3度の王座防衛を果たしていた。通算戦績は19勝10KO17敗1分。
阿部の王座返上と出田の引退はいずれも日本ボクシングコミッションのランキング委員会で明らかにされたもの。12月度ランキングは明日発表されるが、恒例により20日の全日本新人王決定戦の勝者が新たにランキング入りしている。


