那須川天心がメインの『Prime Video Boxing 15』(11日・両国国技館)のサポーティング・カードに出場する3選手が4日帝拳ジムでメディアに練習を公開した。いずれも順調な仕上がりぶりをアピールした。

リングで動く秋次、坪井、高見(左から) photo/Naoki Fukuda
S・フライ級10回戦で元2階級世界王者のペドロ・ゲバラ(メキシコ)と対戦するWBC1位の坪井智也(帝拳・30歳)は、「去年3月にデビューして1年ぐらいでこの位置までこれてすごくうれしい。これもチームのおかげ」とスタッフに感謝していた。試合については「ゲバラ選手は戦績も多くたくさんあるし戦術も多い素晴らしいボクサー。でも僕の戦略ではめ込めるところはいっぱいある。今回も10ラウンドすべて支配し切り圧勝する」と必勝宣言。

完封宣言の坪井 photo/Naoki Fukuda
L・フライ級統一戦に敗れフライ級に転向した高見亨介(帝拳・24歳)は前IBFフライ級王者のアンヘル・アヤラ(メキシコ)が相手の10回戦。アヤラは前戦で矢吹正道に最終12回にストップされ無冠に追われているが、復帰戦、しかもフライ級転向第1戦の相手としては「下馬評でアヤラ選手が有利予想でもおかしくない」と言うほどの難敵。あえてそんな相手を選んだと言う。それでも自信はあり、「好戦的なので絶対つまらない試合にはならない。自分とも噛み合うのでエキサイティングな試合ができる。中盤以降にKOできれば」と本音をもらした。

強豪相手の再起戦、高見
まだ日本のファンにはなじみのない秋次克真(28歳)は、異色の“逆輸入選手”。米国で活躍し今回が帝拳とプロモート契約して日本のリング初登場となる。
17歳で初渡米し、20歳以降は帰国せず、「何度も辞めたくなった」というほど苦労した。しかし、同行した姉さん女房のシャーリー夫人に助けられてボクサー生活をやりくりしてきた。プロ転向後は14戦全勝4KO。前戦で中谷潤人に挑戦歴のあるビンセント・アストロラビオにKO勝ちして注目された。

日本初登場の秋次はシャーリー夫人も同行
「大きな舞台を用意してもらって感謝しかない。ただ勝つのではなく印象に残る試合をしたい」と意気込む。今回の相手ホセ・カルデロンは前戦で増田陸(帝拳)に負傷判定負けしているメキシカン。「若くてハングリーだと思うので、その気持ちをへし折るぐらいのボクシングをしたい」と抱負を語っていた。




