メイウェザー、カネロを寄せつけず“大差の”2-0勝利
2013年9月15日 15時26分
2013年9月15日 14時29分
マティセーの強打空転――。14日夜(日本時間15日)ラスベガスMGMグランドで行われたWBC&WBA世界スーパーライト級統一戦は2冠王ダニー・ガルシア(米)がWBC暫定王者ルーカス・マティセー(アルゼンチン)に小差ながら明白な3-0判定勝ちを飾り、防衛を果たした。
試合は6ラウンドまで拮抗した展開となった。ガルシアがスピーディなパンチを上下に散らしアウトボクシングを披露すれば、マティセーは強引に距離を詰めて自慢の強打を叩き込む。王者はダメージングブローを回避したことが勝因の一つ。
7回の攻防でマティセーの右目が突然、塞がりかかる。ここからガルシアが一気に攻勢。アルゼンチン人は懸命に突進を繰り返すものの、ガルシアは左右を断続的にヒット。手負いの挑戦者はそれでも前進を止めなかったが、11回終了間際、王者はマティセーが攻め込んだところへ左右を叩き込み、決定的なダウンを奪った。最終回に両者はノーガードの打ち合いで会場を沸かせた。公式スコアは115-111に114-112が2者でガルシアを支持した。(三浦勝夫)Photo/SUMIO YAMADA
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