帝拳プロモーションは28日に会見を開き、9月27日にトヨタアリーナ東京で行われる「Prime Video Boxing 16」の追加カードを発表した。前WBAミニマム級チャンピオン松本流星(帝拳)とラッセル・アコスタ(メキシコ)によるWBOミニマム級暫定王座決定戦。当日は井上拓真(大橋)-那須川天心(帝拳)のWBCバンタム級再戦をメインに、西田凌佑(六島)-サム・グッドマン(豪州)のIBF・S・バンタム級暫定王座決定戦、坪井智也(帝拳)-リカルド・マラジカ(南ア)のWBC・S・フライ級王座決定戦も行われる。

photo/Naoki Fukuda
1度防衛したWBA王座を5月に返上した松本が再び世界のチャンスを手にした。1位の松本と3位のアコスタでWBO暫定タイトルを争うものだ。暫定の但し書きが付いているのは現チャンピオン、オスカル・コヤソ(プエルトリコ)がいるからだが、コヤソが10月10日(日本時間11日)にシカゴでフライ級統一王者リカルド・サンドバル(米)挑戦のリングに立つと同時に、松本-アコスタの勝者が暫定から正規王者に昇格する――とWBOの世界選手権委員会は発表している。
WBAタイトルを返上し無冠となってからも「強い奴とやるものと思って練習に打ち込んできた」という松本。コヤソを目標に、WBC王座挑戦の交渉も進めていたが、最終的にWBOに決まった。「9月27日の試合に勝てば、そこからまた道が開けると思います」と松本は意欲的だ。
相手のアコスタはミゲル・カントらメキシコの軽量級名選手の産地メリダ出身の27歳。6年半のプロキャリアで17戦して負け知らずの全勝選手。KOは6と多いわけではないが、「ガンガン前に来る」と松本はその印象を述べ、スピードと脚を生かした自身のサウスポースタイルでマタドールのように迎撃するつもり。松本にとってプロアマ通じて初めての対メキシカン戦というのも注目点だ。
「当日は帝拳の3人がチャンピオンになれるよう、一発目でしっかり勝ちたい」と世界返り咲きを誓っていた。会見後はシャドーやミット打ちの軽い練習をメディア向けに行った。


