第45回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の授賞式が26日、グランドプリンスホテル新高輪で開かれ、ボクシング界は、元ＷＢＣ世界Ｓ・バンタム級王者の西岡利晃が功労賞を、日本Ｓ・フェザー級王者の金子大樹（横浜光）が新人賞を受賞した。大賞はプロ野球の阿部慎之助（巨人）。

　ＷＢＣ王者として７度の防衛を成功させ、今年10月にノニト・ドネアとの頂上決戦に敗れた西岡は先ごろ引退を表明し、今後は郷里の兵庫県内でジムを開く予定。今年５月に日本王者となった金子は、その後２度の防衛を成功させ、４月６日に玉越強平（千里馬神戸）を迎えて３度目の防衛戦に臨む。