WBA･WBO世界S･バンタム級王者のギジェルモ・リゴンドウ（キューバ）が7月19日、中国マカオのベネチアン・リゾートに登場。ジョナサン・グスマン（ドミニカ共和国）との防衛戦に臨む。試合は両タイトルがかけられる見込み。

　実力がありながら試合が面白くないと言われ、マッチメークで苦労の続くリゴンドウ。マネジャーのゲイリー・ハイド氏は「リゴンドウは世界で最も対戦を避けられているチャンピオン。ベルト保持者はだれも試合をしてくれないが、リドンドウは少なくとも年に3試合をしたがているし、そのチャンスが与えられるべきだ」とビッグマッチをアピールしている。

　その中で対戦相手に選ばれたグスマンはアマチュアで300戦のキャリアを誇り、プロでも17戦16勝16KO1無効試合と強打を爆発させている期待のファイター。世界初挑戦の24歳がリゴンドウのアゴを砕けるのか、注目が集まる。同じイベントには中国のスター、ゾウ・シミンらが出場予定。