日本フライ級チャンピオンの村中優（フラッシュ赤羽）が10月4日、後楽園ホールの「ダイナミックグローブ」で、同級12位の阪下優友（角海老宝石）を迎えて2度目の防衛戦を行うことが決まった。

　昨年12月にタイトルを獲得した村中は4月の初防衛戦で元日本L･フライ級王者の黒田雅之（川崎新田）の挑戦を10回TKOで退けて初防衛に成功。この試合でチャンピオンカーニバルのMVPを獲得するなど、いま最も勢いのあるチャンピオンの一人だ。

　対する阪下はとよはしジムに所属していた2011年に全日本フライ級新人王を獲得。昨年、角海老宝石ジムに移籍し、長身を生かした好戦的なボクシングで現在4連勝をマークしている。

　IBF同級5位など世界4団体でランクしている村中の戦績は20勝6KO2敗1分。これがタイトル初挑戦の阪下は12勝7KO4敗2分。