あす10日後楽園ホールでゴングとなる「KAMKAZE4」の計量が9日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本ヘビー級タイトルマッチに出場するチャンピオン藤本京太郎（角海老宝石）が105.4キロ、挑戦者1位の竹原虎辰（緑）が101.5キロをマークした。

　これが2度目の防衛戦となる藤本は「次のステップに進むためには、日本人相手にしっかり勝たないといけない。ここ2試合連続で判定決着となっているので、今回はしっかり倒したい」とチャンピオンらしくKO宣言した。

　一方昨年11月の挑戦で藤本に0-3判定負けしているベテラン36歳の竹原は「前回は後半足が動かず、若いチャンピオン（28歳）をとらえることができなかった。今回は頭とキャリアを生かして、後半にKOしたい」とこちらはリベンジに燃えていた。

　セミのバンタム級8回戦は、元キックボクシング王者の久保賢司（角海老宝石）が1月の対戦で引き分けた佐藤鋼太（協栄）と因縁の再戦。日本フェザー級8位の緒方勇希（角海老宝石）が山田健太郎（全日本パブリック）と、日本ウェルター級8位の坂本大輔（角海老宝石）が齋藤志朗（ワタナベ）と対戦するほか、元日本ランカーの奈須勇樹（角海老宝石）は1年2ヵ月ぶりに復帰する。