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木村隼人が再起戦勝利、福原力也は復帰戦勝利

2014年10月24日 21時16分

 24日東京・後楽園ホールの「ワタナベファミリーvol.7」のメイン、バンタム級8回戦は木村隼人(ワタナベ)が小野木協栄(協栄)を負傷判定5回2分58秒で下した。スコアは50-45×2、49-46。世界ランカーのマーロン・タパレス、OPBFランカーのマイケル・ダスマリナスと比国勢に連敗していた木村は再起に成功した。

小野木(左)に勝利した木村は連敗脱出

 スピードのあるアウトボクサーの木村はしっかり距離を取って初回から右カウンターをヒット。2回からは小野木も強気なボクシングで木村に抵抗したが、カウンターの精度とスピードで木村が優勢に試合を進めた。

 4回に偶然のバッティングで小野木が右目上部をカットすると、木村は5回に猛攻を仕掛ける。右ストレートやアッパーを何発もあてたが、最後は小野木を傷が深く負傷判定となった。木村は17勝11KO4敗。小野木は6勝3KO7敗1分。

◇フェザー級8回戦
福原力也(ワタナベ)[2回1分52秒]ティエンダン・マノプルンロット(タイ)
 けがで6月の日本タイトルマッチを棒に振った元日本S・バンタム級王者で現日本フェザー級1位の福原が復帰戦。初回様子を見た福原は2回から本気モード。強烈な左ボディブロー1発で格下のティエンダンに10カウントを聞かせた。

和氣(左)に右を打ち込む船井

◇53.0kg8回戦
船井龍一(ワタナベ)[TKO4回1分15秒]和氣年邦(M.T)
 日本S・フライ級5位の船井は開始早々に和氣の右を食らってヒヤリとしたが、危ない場面はここだけ。ラウンド終盤に伸びのある右ストレートでダウンを奪うと、2回には右をバシバシ決めて和氣の左目じりを切り裂き血だるまに。この傷が原因で3回TKOとなった。

◇65.0kg6回戦
小口幸太(宮田)[2-1(58-57、59-56、57-58)]島村国伸(ワタナベ)
 日本S・ライト級11位のサウスポー島村は今年2月以来のリング。試合は小口が右をよくあて、荒れた試合展開に島村を引き込んだ。島村は4回に小口のパンチで右目じりをカット。終盤は島村のボディ攻撃が有効だったが、軍配は小差で小口にあがった。うれしいランカー撃破の小口は10勝1KO13敗。

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