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快勝V5の井岡一翔「相手の嫌がることをした」、ニエテス「距離を詰められなかった」

2022年7月14日 2時20分

 WBO・S・フライ級王座の5度目の防衛に成功した井岡一翔(志成)が試合後、記者会見を開き、開口一番「マカオの借り返したぞー!という感じです」と大きな声で叫んで笑顔を見せた。

試合を振り返った井岡

 井岡の言う通り「ゲームプラン通り」の試合だった。「前回(マカオ)の試合は初めての4階級制覇という中で気持ちがいきすぎて、前半に距離を詰めすぎてパンチをもらってしまったりとか、いろいろあった。今回はそれを踏まえて彼が一番やりずらい戦い方をしました」と語った。

 2回に右のオーバーハンドをもらったが、「もらった、もらったと思わんとこうと。それで手が出なくなったら相手の思うつぼ」と考え、距離をキープしながら圧力をかけ続けた。ジャブをダブル、トリプルで出したのは「間合いを潰したかったのと、ワンパンチだとカウンターをもらってしまうから」と説明した。

 ニエテスは「微妙に距離を詰めたりとか逃がしたりとかがうまく、一番いい角度でパンチを当てさせてくれない。やっぱりうまいと思った」とライバルを称えながら、10回は相手が狙っている右に合わせて右オーバーハンドをクリーンヒット。ニエテスの左目を切り裂いたパンチは「手応えがありました」と自画自賛した。

 昨年大みそかの統一戦が流れ、2月には標的だったジェルウィン・アンカハスがまさかの敗戦。モチベーションの低下を指摘されると、「それは考え方の問題。チャンピオンとして防衛戦をするのは当然だし、やり続けることが大事」と言ってのけた。

 今回は日本選手最多の22試合目の世界戦であり、世界戦の勝利数も歴代最多の20勝目をマークした。会心の勝利でリベンジに成功した井岡は年末に統一戦の実現を目指す。

敗れて会見に応じるニエテス

 敗れたニエテスも気丈に取材に応じた。「カット(8回に右目、10回に左目)が勝敗に影響したと思う」と切り出しながら、「井岡が右に、左にうまく動いたので、距離がうまく詰められなかった」、「下がってしまい、強くプレッシャーをかけられなかった」と敗因を分析。「井岡は前回よりもパンチが強くなっていたと感じた」とも話した。

 今後については「まずは休んで、また試合が組まれたらそれが望ましい」とコメント。フィリピン選手3人目の4階級制覇王者は40歳にしてまだ現役を続ける可能性を示した。

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