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WBOフェザー級戦の清水聡「イメージは何パターンかある」五輪2大会金のラミレス撃破に自信

2023年7月17日 15時39分

 7月25日の有明アリーナでWBOフェザー級王者ロベイシー・ラミレス(キューバ)に挑戦する清水聡(大橋)が17日、横浜市内のジムで公開練習を行った。

 ロンドン五輪銅メダリストの清水とロンドンとリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したラミレスとの五輪メダリスト対決が目前に迫った。37歳にして初めての世界初挑戦を迎える清水は「けがもなく順調にきている。あと1週間、自分にできることをやるだけ」と落ちついた表情。自信のほどを問われると、「何パーセントというのはないけど、自信はあります」と力強く答えた。

 この試合に向けては、それぞれアマチュアのキャリアがあり、スピードが自慢の帝拳サウスポー軍団、藤田健児、中野幹士、矢代博人の3人と重点的にスパーリングを行った。計80ラウンドのうちこの3人でおよそ50ラウンドをこなし、大橋秀行会長は「3人とやったのは大きかった。だんだん調子が上がってきた」と清水の好調ぶりをアピール。「舞台が大きければ大きいほど力を発揮するのが清水」と期待を寄せた。

夕方の練習に備え、軽いシャドーで公開練習を切り上げた清水

 試合の中身や作戦について多くを語らなかった清水だが、「イメージは何パターンかある」と秘策の存在を匂わせた。参謀役の松本好二トレーナーは「清水の左は頭蓋骨が割れるんじゃないかと思うほどのパワーがある」と左強打の爆発を期待。「ポイントを取られてもいいので、プレッシャーをかけてラミレスを疲労させたい」とも話し、中盤から終盤に勝負をかける展開も頭に入れているようだ。

 この日、ラミレス陣営からはカルロス・ベラスケス・トレーナーとカルロス・リベラ・マネジャーが姿を見せた。身長180センチの清水について問われると、「清水はとてもいい選手だと思うが、ラミレスはアマチュアで小さい選手から大きな選手まで数多くの選手と対戦している」と気にしない様子だった。

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