軽量級3階級制覇王者フェルナンド“コチュリート”モンティエル（メキシコ＝WBC･S･バンタム級7位）が明日14日（日本時間15日）メキシコ・ティファナで、ロヘリオ・ジュン・ドリゲス（フィリピン）とノンタイトル10回戦を行う。13日ティファナのダウンタウンで行われた公開計量で両者ともフェザー級リミット126ポンド（57.15キロ）を計測した。

　元フライ、S･フライ、バンタム級チャンピオンのモンティエルも36歳。すでに以前の面影はないと思われるが、本人も周囲も全盛期と変わらないコンディションを強調。サウスポーのドリゲスに快勝して4階級目のベルト獲得を目指す。ターゲットはIBF世界フェザー級王者エフゲニー・グラドビッチ（ロシア）。グラドビッチが4月リー・セルビー（英）との指名戦をクリアすれば、交渉に入るという。明日も父マヌエル・モンティエルをはじめ、兄たちがコーナーに陣取り、必勝を期す。

　同じリングで行われるWBC女子バンタム級戦はチャンピオンのヤスミン“ラ・ルシータ”リバス（メキシコ）、挑戦者セリーナ“スウートハート”サラサール（米）ともリミットの118ポンド（53.52キロ）でパス。元IBF世界S･フライ級王者フアン・カルロス・サンチェス（メキシコ）が122ポンド（55.34キロ）、相手のルイス・メレンデス（コロンビア）は122.5ポンド（55.56キロ）。明日は元王者エルナン“タイソン”マルケス（メキシコ）らも出場する。Photo/Zanfer Promotions