苦戦7年の近大、歓喜の関西学生リーグ1部昇格
2015年6月28日 21時30分
2015年6月28日 16時44分
27日(日本時間28日)ロサンゼルス近郊カーソンのスタブハブ・センターで挙行されたWBOウェルター級暫定王座決定戦はランク1位ティモシー・ブラッドリー(米)がWBA・S・ライト級王者ジェシー・バルガス(米)に12回3-0判定勝ち。以前君臨した同級正規チャンピオンに続き、ベルトホルダーとなった。
軽いクラス上がったバルガスに比べても体格で劣るブラッドリーが手数、パンチのインパクトで勝りポイントをリード。バルガスは5回あたりから鼻血を流し、後半に入ると左マブタが腫れてくる。
バルガスの劣勢に追い込むブラッドリーも無理をせず、試合は淡々と進行。そのままブラッドリーが悠々逃げきるかと思えた終了間際、バルガスの右でブラッドリーは腰砕け。追撃中、レフェリーのパット・ラッセルは試合終了ゴングが鳴ったと勘違いし、試合をストップ。バルガスは勝ったと思い、陣営と狂喜乱舞したが、ラッセル氏はスコアカードによる裁定を主張。116-112、117-111、115-112のスコアでブラッドリーの手が上がった。ちなみにバルガスの幻のTKOタイムは2分53秒。
セミのS・フェザー級10回戦はホープ、オスカル・バルデス(メキシコ=WBCフェザー級15位)が初回にダウンを喫したものの、その後立て直し、同国のルーベン・タマヨを3-0判定で下した。Photo/Top Rank
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