あす3日、後楽園ホールで開催される「第542回ダイナミックグローブ」の計量が2日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。フェザー級10回戦でメインを張る元WBA世界S･バンタム級王者の下田昭文（帝拳）、対戦相手のフィリピンS･バンタム級12位ジェリー・ナルドはともにリミットの57.1キロでクリアした。

　セミのS･ウェルター級10回戦に出場の前OPBFウェルター級王者、亀海喜寛（帝拳）とフィリピン・ウェルター級6位ネルソン・グルペはともに69.7キロ。亀海は3月にアメリカでアルフォンソ・ゴメス（メキシコ）に敗れてからの再起戦となる。

　前座では、日本フライ級14位の鈴木武蔵（帝拳）が2014年全日本フライ級新人王の山下賢哉（古口）と51.5キロ8回戦。また元大相撲小結の旭道山の甥でインターハイ準優勝の経験を持つ波田大和（帝拳）が第2試合でプロデビュー戦に挑む。