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アンドラーデがミドル級転向、10.21ノンタイトル戦

2017年9月28日 9時45分

 WBA世界S・ウェルター級“レギュラー”王者デメトゥリアス・アンドラーデ(米=写真)が10月21日、米ニューヨーク州ベローナのターニングストーン・リゾート&カジノでアランテス・フォックス(米)とミドル級12回戦を行う。WBA同級“スーパー”王者は1週間前の10月14日、テレル・ガウシャ(米)と防衛戦を行うエリスランディ・ララ(キューバ)。ベローナのイベントのメインでは、WBA世界S・フェザー級“スーパー”王者ジェスレル・コラレス(パナマ)がアルベルト・マチャド(プエルトリコ)を迎えてV3戦を予定する。

10.21メインはコラレスvsマチャド

 アンドラーデはこれまで24勝16KO無敗。13年にWBO世界S・ウェルター級王座を獲得したものの、1度防衛後返上した。北京五輪代表のキャリアがあるが、これまでプロモーション的に恵まれず、実力のわりに人気や知名度で劣り、トップ選手の後塵を拝していた。今年3月、敵地ドイツでジャック・クルカイ(ドイツ)を攻略して2度目の王座(WBA)に就いた後、リングから遠ざかっている。

 今回の試合のプロモーターはオスカー・デラホーヤ氏のゴールデンボーイ・プロモーションズ。これを機にアンドラーデ(29)はHBOと契約。ランカーのフォックス(23勝11KO1分無敗=WBOミドル級8位)を下してミドル級での実績をつくり、2階級制覇を目指すプランを明かす。

 ミドル級は前IBF世界S・ウェルター級王者ジャモール・チャーロ(米)がWBC王座の指名挑戦者となり、前WBA“レギュラー”王者ダニエル・ジェイコブス(米)が復帰。10月22日には両国国技館でWBAレギュラー王者アッサン・エンダム(仏)と村田諒太(帝拳)の再戦もある。

 3冠王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)を中心とするミドル級が、アンドラーデの参戦でいっそう興味深くなった。

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