日本ウェルター級王座決定戦が1月20日、後楽園ホールの「DANGAN150&FIRSTRAIGHT-CUP」にセットされた。前王者の高山樹延（角海老宝石）が返上したタイトルを、同級1位の大川泰弘（ワタナベ＝写真左）と3位の新藤寛之（宮田＝写真右）が争う。

　初タイトル戦を迎える31歳の大川は14勝5KO11敗3分。豊富な運動量を武器に2013年8月、有川稔男（川島）を下してランキング入り。有川戦後4連勝して今回のチャンスをつかんだ。29歳の長身サウスポーの新藤（16勝6KO3敗1分）は、3月に高山に挑戦して以来、2度目のタイトルアタックとなる。

　ウェルター級は最強後楽園ミリオンマッチで有川が渡部あきのり（野口）を下して優勝。有川は既に大川と新藤の勝者にチャレンジする権利を得ている。

　前座では、日本S･フライ級7位の鈴木悠介（八王子中屋）が元WBCフライ級王者ソニーボーイ・ハロ（比）に挑むほか、元OPBF･日本ミドル級王者の淵上誠（八王子中屋）が西田光（川崎新田）に敗れて以来、半年ぶりのリングに立つ。