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黒木が1位相手に東洋防衛戦 9月26日地元つくば市で

2009年7月21日 21時47分

 9日の無冠戦で白星を飾ったばかりの黒木健孝(ヤマグチ土浦)の次の試合が公表された。9月26日地元茨城県つくば市のつくばカピオで保持する東洋太平洋(OPBF)ミニマム級王座の2度目の防衛戦に臨む。1位ヘリ・アモル(インドネシア)を相手の指名防衛戦。主催のヤマグチ土浦ジムが21日明らかにした。
黒木(27)は21勝14KO3敗1分。WBC世界ミニマム級1位(WBAは2位)にランクされ世界挑戦の機会を待つ身。一方初来日となるアモルは24歳(試合時25歳)。ボックスレックによると、戦績は38戦25勝10KO9敗4分。この中には現WBO王者ドニー・ニエテスら強豪との対戦歴も少なくないが、注目は元WBC世界L・フライ級王者崔堯森(チェヨシム=韓国)の最後の相手になったこと。07年12月、韓国で対戦したアモルは最終回に崔を右でダウンさせ、試合は判定負けとなったが、勝者崔は試合後意識を失い、開頭手術を受けたものの試合8日後に死亡している。「これに勝ったら世界挑戦に進めるようにしたい」(岩本悟会長)という黒木にとっては、これまでにもまして大事な一戦となる。
 試合は同ジムが年に1度地元で主催している「ダイナミックヤングファイトボクシングINつくば」のメインカードとして行われる。セミの10回戦では、黒木の同僚で日本ウェルター級1位にランクされる井上庸が登場。相手はインドネシア選手になる模様だが、現時点では未定。
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