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新藤寛之が有川稔男とV1戦、あす日本W級タイトル

2016年4月27日 15時37分

 日本ウェルター級タイトルマッチの前日計量が27日、日本ボクシングコミッションで行われ、チャンピオンの新藤寛之(宮田)が66.4キロ、挑戦者1位の有川稔男(川島)が66.5キロでリミットの66.6キロをクリアした。試合はあす28日、後楽園ホールの「DANGAN159」でゴングとなる。

初防衛戦を迎えた新藤(左)と挑戦者の有川

 1月の王座決定戦で大川泰弘(ワタナベ)を退けてチャンピオンになった長身サウスポーの新藤はこれが初防衛戦。有川について「パンチがあるという印象」と警戒しながらも「王座決定戦でチャンピオンになったので、しっかり勝って新藤は強い、というところを見せたい。最後まで足でさばくことはできないと思うので、打ち合いも覚悟している。日本タイトルが最終目標ではないので、KOでも、判定でも、明確に勝利したい」と意気込みを語った。

 タイトル初挑戦の有川は昨年の最強後楽園で、元日本・OPBF王者の渡部あきのり(野口)を6回TKOで下して今回のチャンピオンカーニバル出場権を手にした。ハードパンチを武器に前に出るボクシングが身上で、サウスポー選手とスパーリングを積み、懐の深いチャンピオンをつかまえる練習をしてきた。過去サウスポーと4試合して4KO勝ちの有川は「うまくさばかれないよう、いろいろな攻め方を練習してきた。半年前に比べて強くなったと実感している」と自信のコメントを発した。川島ジムとしては4度目の挑戦で初の日本王者誕生の期待がかかる。

 前座では日本S・ライト級5位の青木クリスチャーノ(駿河)がOPBF同級13位の高見良祐(18鴻巣)と対戦するほか、日本S・フェザー級7位の東上剛司(ドリーム)と同11位の山元浩嗣(ワタナベ)のランカー対決も組まれている。

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