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王座返り咲きの高山勝成、来春は大学進学と防衛戦

2016年10月29日 0時43分

 兵庫県三田市で8月20日行われたWBO世界ミニマム級王座決定12回戦で、国内史上最年少世界王者を狙った加納陸(大成)を6回負傷判定で下し、再び王者に就いた高山勝成(仲里)の祝勝会が大阪市のホテルセントレジス大阪で開かれた。

徳山さんとトークを繰り広げる高山(右)

 後援者ら約100人が出席、最初にあいさつに立った高山は「再びベルトを手にすることができたのはみなさんの応援のおかげ」と感謝の言葉を述べ、米田眞理子後援会長が「年内、試合はないと聞いていますが、チャンピオンはまだまだ成長を続けて、防衛を重ねてください」と激励した。

 出席者はテーブル席でのコース料理を楽しんだが、会場がわいたのは金沢ジムで高山の先輩だった元WBC世界S・フライ級王者、徳山昌守氏と高山のトークショー。掛け合い漫才のノリで徳山氏が高山を連れて銭湯に通ったエピソードなどを披露した。

 完全オフの高山は名古屋市の菊華高校に通い、今月18、19日にプエルトリコで開催されたのWBO総会に出席。その足でキューバも訪れるなどゆったりと過ごしている。決定戦でカットした左目上の傷はまだ盛り上がった状態。完治には時間がかかり、WBOから6ヶ月の試合猶予期間を与えられた。

 したがって防衛戦は来年4月かそれ以降になりそうで、高校3年生の高山は単位を落とさなければ、ベルトを巻いたままで卒業する。卒業後の進路について高山は「大学進学も考えている」と語り、高校生世界王者から大学生世界王者にステップアップする構えだ。

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