あす15日、韓国シフン市体育館でゴングとなるWBA女子世界S･フェザー級タイトルマッチの前日計量が14日行われ、チャンピオンのチェ・ヒュンミ（韓）と挑戦者でOPBF女子フェザー級王者の三好喜美佳（川崎新田）がそろって合格した。

　三好（13勝5KO9敗1分）は2013年6月、メキシコでIBFバンタム級王者ヤスミン・リバスに挑戦して敗れて以来、2度目の世界タイトル挑戦。この間にOPBFのフェザー級とS･フェザー級でベルトを獲得し、OPBF3階級制覇を達成した。

　王者のチェ（13勝4KO1分）は北朝鮮出身の26歳で、脱北してチャンピオンに上り詰めた。過去に風神ライカ、水谷智佳の挑戦を退けている。昨年5月以来1年ぶりの試合。

　満を持して2度目の世界タイトルアタックに挑む三好は「夕食にウナギを食べて、無尽蔵のスタミナでボディを徹底的に攻め、ベルトを必ず持ち帰ります」と決意表明した。